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キャスト・スタッフ

<CAST>

  • 犬夜叉(山口勝平)
    本作の主人公。
    見た目は妖怪ながらも、
    実は人間と妖怪の間に生まれたハーフ。
    過去の因縁から桔梗により
    50年間御神木に封印されていたところを
    かごめに助けてもらう。
    その後は自分の望みのために、
    かごめと一緒に四魂の玉を探す旅に出る。
    武器は妖刀『鉄砕牙』。
  • 日暮かごめ(雪野五月)
    本作のヒロイン。
    現代に住みながらも戦国時代に
    タイムスリップし、
    妖怪や四魂の玉との因縁に
    巻き込まれてしまう。
    神通力も持っており、
    妖怪や呪いを浄化することも可能。
    普通の女子中学生ではあるが、
    非常に度胸があり、物おじしない性格。
  • 桔梗(日髙のり子)
    本作のもう一人のヒロイン。
    非常に霊力が強く、
    かごめが来る50年前は
    よく呪いの解除や
    妖怪退治などをしていた。
    その道中で犬夜叉と出会い、
    恋に落ちるが奈落の策略により
    仲たがいし、犬夜叉を封印。
    その後四魂の玉と共に火葬された。
  • 楓(京田尚子)
    桔梗の妹。
    桔梗ほどではない
    が巫女としての力があり、
    村のまとめ役も任されている重鎮。
    戦国時代に慣れていない
    かごめの世話をしてくれる。
  • 殺生丸(成田剣)
    犬夜叉の兄であり、
    ハーフではなく純血の妖怪。
    人間を躊躇なく殺したり、
    手下の妖怪も大して
    気に掛けることがない非道な性格。
    半妖である犬夜叉を蔑んでいる。
  • 奈落(家中宏)
    ある人間をつなぎに
    大量の妖怪が寄せ集まってできた半妖。
    性格は非常に残忍。
    桔梗と犬夜叉に起きた
    50年前の出来事に関して、
    何かしら関係があるようで…。

<STAFF>

  • 原作 高橋留美子
    「犬夜叉」
    (小学館「週刊少年サンデー」連載)
    企画 諏訪 道彦(よみうりテレビ)
    植田 益朗(サンライズ)
  • シリーズ構成 隅沢 克之
  • キャラクターデザイン 菱沼 義仁
  • 美術監督 池田 繁美
  • 音響監督 鶴岡 陽太
  • 撮影監督 伊藤 久美子
  • 編集 鶴渕 友彰
  • 色彩設計 佐藤 美由紀
  • 音楽 和田 薫(サウンドトラックス:avex mode)
  • 原案協カ
    都築 伸一郎
    三上 信一
    村上 正直
    熊谷 崇
  • 広報
    永井 若菜(よみうりテレビ)
    藤本 美歩(よみうりテレビ)
    辰見 真左美(サンライズ)
  • アシスタントプロデューサー
    斎藤 朋之(よみうりテレビ)
    北田 修一(よみうりテレビ)
  • 監督 青木 康直
  • プロデューサー
    諏訪 道彦(よみうりテレビ)
    富岡 秀行(サンライズ)
  • 制作
    よみうりテレビ
    サンライズ

オープニング

「ANGELUS -アンジェラス-」
島谷ひとみ

エンディング

「My will」
dream

(C)高橋留美子/小学館・読売テレビ・サンライズ 2000

あらすじ

ときは戦国時代の日本。人間と妖怪は日々戦いを繰り広げていた。

妖怪と人間の間に生まれた半妖の主人公・犬夜叉と、
現代からタイムスリップしてきた少女・日暮かごめと
その仲間たちが織りなす冒険活劇!

1996年から2008年の11年7ヶ月に渡り
「週刊少年サンデー」で連載された人気漫画原作のTVアニメ。

現代の普通の女子中学生・日暮かごめは、
高校への受験を控え平和な日常を過ごしていた。

しかし、かごめは15歳の誕生日、
神社の祠にある古びた井戸から戦国時代にタイムスリップしてしまう!

そんなかごめを待ち受けていたのは、
どんな願いでもかなえられる幻の秘宝『四魂の玉』をめぐる
妖怪と人間たちとの熾烈な戦いの日々であった。

果たしてかごめは生きて現代に戻れるのか?
そして四魂の玉をめぐる因縁とは…。
波乱の戦国生活が今、幕を開ける!

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ライターコメント紹介

現代の女の子が戦国時代にタイムスリップしてしまうことから始まる不思議な物語で有名な犬夜叉の第1期を見させていただいて、2000年にこんな面白いアニメがやっていたのかと驚いています。この作品のおもしろいと思ったところは、タイムスリップはできるのですが、また再び元の時代に戻ってこれるということですね。普通のタイムスリップ系の作品だと、もう2度と元の時代には戻れないパターンが多いのですが、犬夜叉では何度も元の時代と過去を行き来したりできているのです。だからこそ、戦国時代の人間も現代にやってこれるということなのです。タイムスリップを幅広く活用できているのがこの作品の凄いところだと思いますし、これだけ人気が出た理由でもあると思います。
20代男性
犬夜叉とかごめの出会いから描かれています。戦国時代ということで、人の殺傷や妖怪など今の世の中とはかけ離れた世界とはなりますが見所があり興味深い作品です。半分は人間、半分は妖怪という犬夜叉と有名な巫女の桔梗の生まれ変わりとして出てくるかごめの2人のやりとりやスターリーが好きです。そして、このストーリーの鍵となるのが四魂のかけらです。このかけらを集めていく中で、仲間が増えていきどんどん強くなっていく過程がいいなと思います。時々切なくなる場面もあり、恋愛の要素もたっぷり含まれています。犬夜叉とかごめがお互いを思い合って戦う戦闘シーンはカッコイイです。現代と戦国を行き来する話も面白くて楽しいなと感じます。
20代女性
ひょんなことから、現代から戦国時代にタイムスリップしてしまった中学生のかごめが、初めて封印された犬夜叉に出会うシーンが印象的でした。まるで、見えない糸に引き寄せられているようでした。また、それまで犬夜叉が封印されてしまった事情や経緯を知らない中学生が突然、封印を解いてしまうことも驚きでした。けれど、巫女の生まれ変わりであるなら納得がいきます。それがきっかけとなり、犬夜叉とかごめは強力な力を持つ砕けた四魂の玉を探す旅に出ることになります。始め、2人はかなり険悪で、あまり相性が良くないような感じでした。しかし、なんだかんだ言いながらも半妖と上手くやっていくかごめはやはり、巫女の生まれ変わりなのだというような気がしてくる所が面白かったです。
30代女性
犬夜叉はど世代です!毎週テレビに引っ付いていました。妖怪ものでバトルシーンも多いですが、私が好きなのは恋愛模様です。犬夜叉とかごめ、桔梗の三角関係は発生するたびに心地よくイライラしましたし、鋼牙が出てきた時の犬夜叉のやきもちは自分勝手で腹立つのにかわいい。かごめの気持ちがわかってしまう。。。そんな方はもしかしたらダメンズウォーカーかもしれません。。。犬夜叉で描かれる恋愛模様は恋が、キャラクターの成長とともに徐々に愛に変わっていくところがとても好きです。最初は相手に求めたり、すねて喧嘩したりしていますがだんだんと相手のためにどうするかに変わっていく。(「愛」というカテゴリーでいえば珊瑚の兄弟愛も素敵)「愛」を感じる作品が好きな方はぜひご覧ください。
30代女性
犬夜叉は戦国時代にタイムスリップしてしまったかごめが、そこで妖怪と人間のハーフ「半妖」である犬夜叉と出会い、様々な敵を倒しながら四魂の玉、という願い事をかなえることのできる宝を集め、犬夜叉を人間にする。という目的のもと仲間を増やしながら様々な敵と戦って成長していくという姿が描かれています。第1期では、犬夜叉の宿敵である奈落と呼ばれるラスボスの秘密や、弥勒、珊瑚、七宝といった個性豊かな仲間たちとの出会いや、仲間になるまでの物語が放送されます。そのなかで、犬夜叉の兄である殺生丸その他個性豊かなキャラクターたちの登場もあり、物語の伏線がたくさん張り巡らされます。この後の第2期以降の伏線回収に向けての準備段階というところでしょうか。
20代男性
犬夜叉とかごめの出会いから1年を通して主要登場人物達を紹介していく流れになっているのが1期の特徴ともいえ、犬夜叉が初見という方は(話数的には大変ですが)先ず1期をいくつかチェックした方が後のエピソードが観やすくなるのは確かです。流石に1期だけあって、確執のある異母兄・殺生丸との対決が早々に来たり、かつての恋人・桔梗の復活によって本作で印象的な三角関係の始まりとなる15話や仲間に加わる弥勒初登場の17話や珊瑚初登場となる24話から作品通しての宿敵・奈落の暗躍が始まり、1期の締めとなる44話では妖怪化により敵も味方の区別もつかなくなる犬夜叉の危機など、全体的にテンポが速く進み、犬夜叉の世界観がよく判る構成になっています。
30代男性
ゴールデンタイムでアニメが放送されていた全盛期であり、作画、ストーリー構成、すべてが満点なアニメでした。最初のほうはテンポが良く、サクサクと進んでいた印象です。犬夜叉やかごめの絵のタッチが好きで、マンガよりもアニメを好きで見ていました。少しグロいシーンが多くて小さなお子さんにとってはトラウマなシーンも多かった気がしますが、見やすく面白いアニメだった気がします。鉄砕牙を入手するシーン、殺生丸との対決、奈落とのバックグラウンドなどなど、犬夜叉がブレイクするきっかけを作ってくれた非常にクオリティの高いアニメだったことを覚えています。ひとつ気になるのはオープニングソングにジャニーズを使ったところです。
20代男性
もともと歴史物が好きな自分にとって、それと少年マンガの王道である冒険譚が描かれていて好きな作品でした。主人公の犬夜叉も好きですが、仲間の弥勒も好きでした。風穴の呪いと冷静な判断で、いざというときに頼れるかっこいいお兄さんですが、法師なのに女好きというのが人間味あってお気に入りのキャラでした。珊瑚に怒られながらも仲良く、最後には結ばれるところも好きです。ライバルたちも個性的で好きなキャラが多いです。殺生丸はクールでかっこいいですし、犬夜叉との数々の対決は見応えありました。鋼牙もライバルでありながらコミカルで、どこか憎めないキャラで好きでした。主題歌、特にOPが今でも口ずさめるような好きな歌が多かったです。
20代男性
今も人気の落ちない大人気作品ということで、自分も非常に楽しませてもらったのですが、この作品の面白いところといったらなんといっても時代背景ですよね。戦国時代が舞台ということで、国中で争いが絶えない世の中なのですが、そんな中で妖刀を巡ってさまざまなストーリーを楽しませてもらいました。その戦国時代だけでもなく、その時代からタイムスリップしてきてしまうというところも魅力だと思いました。妖刀に封印されていたというかなり非現実的なことなのですが、もしそんなことがあったらどうなんだろうと考えさせられるようなことが多かったですね。その他にも、個性豊かなキャラクターがたくさん揃っていて、毎回楽しませてもらいました。
20代男性
当時は、月曜日のアニメ枠19:00〜19:30「金田一少年の事件簿」と19:30〜20:00「名探偵コナン」を見ることが鉄板だったので、自然な流れで次作の「犬夜叉」も見ていました。原作を知らなかったのですが、すっかり好きになってしまい、単行本を買い始めたほどでした。ストーリー構成が「四魂のカケラ」を集めるという、子供でもシンプルな内容だったので、分かりやすかったです。また、犬夜叉の声が、山口勝平さんで、「名探偵コナン」の工藤新一くんと一緒だったのもまた、好きになってしまった要因でした。犬夜叉の声がいいので、ずっと見ていられました。アニメで話が進むスピードが早くって、コミックを抜かしそうな勢いだったのですが、見ている側としては、続きが待てなくてモヤモヤすることなく、アニメを楽しむことができました。
20代女性
第一期では、かごめがこれから旅をしていく犬夜叉や弥勒、珊瑚や七宝と出会うなど大切なストーリーが沢山あります。犬夜叉達とかごめが少しずつ距離を縮めていく姿は微笑ましいです。戦いの度に成長していく犬夜叉やかごめを見ることができるのもこの作品の魅力的です。戦闘シーンだけではなくコメディー要素も沢山あるので思わずくすっとしてしまうこともあります。第一期の中でも好きなのは殺生丸とりんが出会うシーンです。今までは人間になんの感情もわかず、冷酷な性格であった殺生丸が、りんの優しさに触れりんを助けるシーンには感動しました。殺生丸の手当をするりんがとても可愛かったです。また、これが天生牙を初めて使ったシーンでもあるので印象深いです。
20代女性
小学生の頃、毎週月曜日が楽しみになるくらい見ていたアニメです。犬夜叉とかごめの出会いから、弥勒や珊瑚、七宝たちとこれからのストーリーに重要なメインキャラクターと出会えます。個人的には法師の弥勒様が大好きです。普段は物腰柔らかいのに、たまにでる不良な言葉…。ギャップが堪りません!犬夜叉とかごめが、最初はあまり仲良くないのにストーリーが進むごとに仲良くなっていく姿が微笑ましいです。そして、かごめを守ろうとする度に強くなる犬夜叉の成長が見られることと、ストーリーもよく考えられて作られているので見応えが満載です!犬夜叉の原点となるエピソードがたくさん詰まっているので、何度でも見返したくなるアニメでした!
20代女性
犬夜叉とかごめが初めて出会う物語のスタートでもあり、とても初々しいと思いました。お互いにいろいろ理由アリの身で、特に犬夜叉は他の妖怪たちと違い半妖で、変わったキャラクターだと思います。犬夜叉は最初の頃はとても弱く、他の強い妖怪や殺生丸、特に奈落にボコボコにやられる回も多く、でも負けず嫌いで何度も立ち上がる精神が素晴らしいです。頭が良くないわりにいろいろ考え、修行などもし、必殺技や武器が増えていき強くなっていくのが良かったです。段々と犬夜叉のことを好きになってきました。かごめと桔梗、そして犬夜叉と桔梗の三角関係も、回を重ねるごとに重くなり、もどかしくなりました。そして、かごめが人間界に帰ってしまったときは、話がどうなることかと思いました。思い返せば、犬夜叉が半妖だったからこそ「半妖」という言葉がここまで根付いた記憶もあります。
30代男性
付かず離れずの犬夜叉とかごめの恋愛展開にどきっとするものがありました。命がどうなるかという敵との激しい戦いの中で芽生える二人の友情や愛情をうまく描かいていると思います。女子にしては気が強いかごめのヒロイン性は、当時のアニメ作風とは珍しいものに感じて魅力的でした。無神経なところも見える犬夜叉が、兄の殺生丸との確執についてはやや敏感に考えて苦悩する点が印象的です。兄弟の不仲を扱う点はひとつのアクセントとなる要素でした。弥勒、サンゴら、犬夜叉の仲間たちも個性的で各員のバトルスタイルも独特なもので面白かったです。バトル描写は大変男子うけするものだと思いました。犬夜叉のもつ大剣の鉄砕牙のデザインのが格好良く、作中での名アイテムだと思います。
30代男性
ふるびた井戸にヒロインが飛び込むことで過去の世界とつながるというタイムトラベル要素、向こうの世界で半妖のイケメン犬夜叉とともに化け物と戦う怪奇譚要素とバトル要素が織りなすファンタジー劇には惹きつけられるものがありました。井戸の向こうの和風な過去世界をセーラー服でうろつくヒロインの日暮かごめの魅力は際立っていました。泣いて怒って笑って、様々な表情をみせてくれるかごめの可愛さにどきどきする作品でした。犬夜叉を気持ちよく怒るかごめを元気に演じたゆきのさつきさんの芝居にも光るものがありました。絵も綺麗で良かったですし、各キャラクターを人気声優たちが演じたのも大変盛り上がる要素となった名作アニメでした。
30代男性

犬夜叉 第1期のエピソード一覧 全44話

第1話 「時代を超えた少女と対印された少年」

魑魅魍魎の跋扈する戦国時代。半妖の少年・犬夜叉は本物の妖怪になるため妖怪の妖力を増大させるという”四魂の玉”を狙って村を襲っていた。しかし、玉を守る村の巫女・桔梗に胸を射抜かれ封印されてしまう。いっぽう、深手を負っていた桔梗も、妹の楓(かえで)に自分の亡骸と共に四魂の玉を燃やせと命じて絶命する。

それから500年が経った現代。由緒ある神社の娘、日暮かごめは平穏な日々を過ごす中学3年生の普通の少女。しかし15歳の誕生日、かごめは境内の洞にある井戸から出てきた妖怪によって井戸の中に引きずり込まれてしまう。その落ちた先にあったのは未だ妖怪うごめく戦国時代であった。井戸からはいでたかごめは、周りの風景が違うことに驚くと同時に、古びた矢によって張りつけにされている犬夜叉を見つける。これが、かごめと犬夜叉の初めての出会いであった。

そこに老婆が現れ、かごめの姿を見て驚き自分の村へ連れて帰る。老婆は50年前、犬夜叉を封印して死んだ桔梗の妹・楓だった。楓はかごめが桔梗とあまりにも似ていることに驚いたのだ。 まもなく突然の静寂を破って村にいくつもの悲鳴がとどろく。かごめを井戸に引きずり込んだ妖怪”百足上臓(むかでじょうろう)”が、かごめを追って村に現れたのだ。村人たちを襲っている妖怪が自分を狙っていることを知ったかごめは、妖怪を村の外に連れ出すため自分を回にして犬夜叉の封印されている森へと向かった。その時、かごめが常人には見えぬはずの森の瘴気が見えることを知った楓は驚愕する。 いっぽう、森に逃げたかごめは必死になって助けを呼ぶ。その声に反応したかのように永遠に封印されているはずの犬夜叉が目を覚ました。

かごめに襲いかかった百足上臓は、左の脇腹を食い破る。すると吹き出る血と一緒に現れたのは、凛然と輝く四魂の玉であった。百足上臓はかごめの身体の中にある四魂の玉を狙っていたのだ。かごめは自分の身体の中から四魂の玉がでてきたことに戸惑い驚く。そのすきをついて百足上臓は犬夜叉の張りつけられている御神木にかごめを巻き付けた。そして余裕を持って四魂の玉を長い舌で拾い上げ、一気に飲み込んだ。すると百足上臓は妖力がみなぎり、さらに凶悪な姿に変貌する。「百足のエサになりたくなければ、この矢を抜け」という犬夜叉の言葉に思い悩んだ末、かごめは犬夜叉を封印している矢に手をかける。

第2話 「四魂の玉を狙う者たち」

神社の娘・かごめは、15歳の誕生日に境内の祠にある井戸から戦国時代へタイムスリップしてしまう。そこで封印された半妖の少年・犬夜叉と出会う。その地で妖怪”百足上臓(むかでじょうろう)”に襲われたかごめは”四魂の玉(しこんのたま)”を奪われてしまい悩んだ末、犬夜叉の封印を解いてしまう。復活した犬夜叉は百足上臓を一撃で倒すが、四魂の玉を渡せとかごめに襲いかかる。

犬夜叉の鋭い爪は、かごめの立っていた地面を5m程えぐり取った。あわやのところで避けたかごめに再び犬夜叉が迫りくる。その時、楓(かえで)の投げた念珠が犬夜叉の首にかかった。さらに「魂鎮(たましず)めの言霊を!」と促されたかごめは、思わず「おすわり!」と。すると犬夜叉の身体は地上に叩き伏せられてしまう。しかも念珠は犬夜叉の力では外すことはできなかった。

翌朝、かごめを村に連れ帰った楓は、四魂の玉が現世に出てしまった以上、それを狙う悪しき者たちが群がってくるであろうと教える。さらに楓は、犬夜叉に自分が桔梗(ききょう)の妹・楓だと明かす。そして桔梗は50年前、犬夜叉を封印した同じ日に死んだと打ち明けた。「せいせいしたぜ」と言う犬夜叉に楓は、かごめが姉・桔梗の生まれ変わりであると語る。姿形が似ているばかりでなく、神通力が使えること、四魂の玉を体内に持っていたことが何よりの証と。そうである以上、四魂の玉を守らねばならないとかごめを諭した。

翌日、かごめは1人で”骨喰いの井戸”のある森へ向かった。自分が出てきた井戸なら現代に戻れるだろうと推理したのだ。しかし、途中で野武士にさらわれ彼らのアジトである古寺に連れ去られてしまう。そこで待っていたのは「四魂の玉をよこせ~」とかごめに斬りかかってきた野武士のお頭だった。だが、何かおかしい動きを見せる巨漢のお頭は仲間であるはずの野武士たちにも刀を降り下ろしていた。 かごめはお頭に追い詰められ絶体絶命のピンチ。そこへ壁をぶち破って犬夜叉が現れる。死肉の臭いから犬夜叉は妖鳥”屍舞烏(しぶがらす)”がお頭の身体にとりつき死体を操っていると看破する。犬夜叉の攻撃にお頭の身体から飛び出した屍舞烏は、かごめの投げた四魂の玉をくわえ飛び立っていってしまった。間もなく四魂の玉を飲み込んだ屍舞烏は凶悪な姿に変化し、人間を襲い始める。その瞬間を狙って犬夜叉の攻撃が屍舞烏を引き裂いた。しかし四魂の玉を飲み込んでいる屍舞烏はすぐに再生してしまう。かごめの放った破魔の矢は見事、屍舞烏に命中するが、その瞬間、上空にまばゆいばかりの光が流星のように広がっていった。

第3話 「骨喰いの井戸からただいまっ!」

神社の井戸を抜け、現代から戦国時代へタイムスリップしてしまった中学3年の少女・かごめは半妖の少年・犬夜叉と出会う。2人で協力して”四魂の玉(しこんのたま)”を飲み込んだ妖鳥”屍舞烏(しぶがらす)”を退治するが、屍舞烏から取り戻したのはわずか、一片の破片だけだった。かごめが放った破魔の矢は屍舞烏と一緒に四魂の玉までも打ち砕き、玉はばらばらに飛び散ってしまったのだった。

巫女の老婆・楓は「たとえひとかけでも、強い物の怪の手に渡れば災いの元となろう」と案じ、かごめと犬夜叉に2人で協力して四魂の玉のかけらを集めるように命じる。

しかし、幼稚で喧嘩腰の犬夜叉に怒ったかごめは現代に帰る決心を固め、1人で”骨喰いの井戸”へ向かった。そこへ四魂の玉を狙う妖魔”逆髪の結羅(さかさがみのゆら)”が現れ、かごめに襲いかかってきた。結羅は数本の髪の毛をあやとりのように弄びながら、かごめの懐から髪の毛を使って四魂の玉を奪い取る。かごめは結羅の振りかざす刀を間一髪でよけるが、バランスを崩して井戸の中へ。止めを刺そうとした結羅だが、井戸の中にいるはずのかごめの姿を見失ってしまう。

楓は村の女親に呼ばれ、いきなり倒れたという彼女の娘の元へ。すると突如、娘が起き上がり操り人形のように不自然な振る舞いで包丁を手に襲いかかってきた。結羅が村人を髪の毛で操り、破片の在り処を探ろうとしたのだ。

いっぽう山道で村の娘たちに襲われた犬夜叉は娘たちに手をかけようとした。しかし、そこへ怪我をした楓が現れ「娘たちを傷つけてはならん!」と。みな何者かに操られているだけなので、陰で操っている者を倒さねばならないと言う。まもなく結羅が両手を広げ髪の毛の結び目をギュッと締め上げた。その途端、犬夜叉は背後の大木に縛りつけられてしまう。犬夜叉の首を髪の毛がギリギリと締めつけていく。

「うがぁーッ!」掛け声とともに犬夜叉は髪の毛をプチプチと切断していった。結羅の髪の攻撃を逃れた犬夜叉は、楓を落ち葉の中に隠すと、かごめを探して走り出した。結羅の髪の毛を見極められるのは巫女・桔梗(ききょう)の生まれ変わり、かごめだけだった。  そのころ、結羅に襲われ井戸に落ちたかごめは現代に舞い戻っていた。かごめが自宅の風呂に入り至福の時を過ごしている間、犬夜叉はかごめを探して走り続けていた。

第4話 「逆髪の妖魔 結羅」

現代から戦国時代へタイムスリップしてしまったかごめは、中学3年生の普通の少女。半妖の少年・犬夜叉と出会い、彼の封印を解いたことから2人で協力して砕け散ってしまった”四魂の玉”を集めることになる。そこへ四魂の玉を狙って妖魔”逆髪の結羅(さかさがみのゆら)”が出現する。しかし、かごめは結羅に襲われ”骨喰いの井戸”に落ち、現代の世界へ戻ってしまっていた。結羅の髪の毛を見極めることができるのはかごめ唯一人。犬夜叉はかごめを探して走りまわった。

その頃、久しぶりに現代の我が家へ帰ったかごめは家でくつろいでいた。かごめは犬夜叉と自分を襲った妖魔・結羅のことが気にかかるが、全てを忘れてしまおうと家族と一緒に夕食のおでんを食べる。そこへ井戸を通って戦国時代から犬夜叉がかごめを連れ戻しにやってきた。しかし、その肩には結羅の操る髪の毛が。現代世界に妖怪の攻撃が及ぶのをくい止めるため、かごめは再び戦国時代へ戻る決心をする。そんなかごめに犬夜叉は鎧よりも強いという火鼠(ひねずみ)の毛で織った衣を貸してやった。井戸の中に飛び込むと、2人をまばゆい閃光と漆黒の闇が包み込んでいった。

戦国時代に戻った犬夜叉とかごめは、森の中に張りめぐらされた結羅の髪の中から、光る髪をたどって結羅の巣にたどり着く。2人を待ち構えていた結羅は、犬夜叉の攻撃をさけると残忍な笑みを浮かべて刀で犬夜叉を斬りつけた。それを見たかごめは、途中で拾った弓矢で反撃を開始。その矢は結羅の髪の毛を消してしまう効力を発揮した。かごめの不思議な力を恐れた結羅は、かごめに向けて鬼火櫛(おにびぐし)を放つと、紅蓮の炎が櫛から放たれ、かごめは炎に包まれてしまう。かごめが死んだと思った犬夜叉は血の刃”飛刃血爪(ひじんけっそう)”を結羅に叩きつけた。さらに攻撃を続けるが、結羅は倒れない。不死身かと思われたその時、髪束を駆け登っていく赤い衣があった。火鼠の衣に守られたかごめが、結羅の弱点を突き止めたのだ。あせった結羅は、かごめの首に髪の毛を巻き付け、じりじりと締めつける。その瞬間、血の刃がかごめの周囲の毛と結羅を切り裂いた。ほっと一安心した犬夜叉の背後に刀を持つ結羅の右手が髪の毛に操られ迫っていた。胸を刺され、苦痛に顔をゆがめた犬夜叉が振り向くと、そこには致命傷を負いながらもたっている不死身の結羅の姿があった。

第5話 「戦慄の貴公子 殺生丸」

野営の陣幕の中でひときわ大きな声をあげている侍がいる。剛力無双で知られる侍たちの大将だ。突然その大将の身体が宙に舞い上がった。背後からその首をつかむ影・・・。妖怪”殺生丸(せっしょうまる)”が、父の墓を探してこの地を訪れたのだ。足軽雑兵も集まり、殺生丸を退治しようとするが、手下の妖怪”邪見(じゃけん)”が”人頭杖(じんとうじょう)”をかざすと兵たちは杖から出た炎に飲み込まれてしまう。殺生丸の父の墓探しは困難を極めていた。そこへ邪見が犬夜叉なら墓の在り処を知っているのではないか?しかも50年前に封印された犬夜叉だったが、最近になって封印が解かれ廷ったと殺生丸に提言する。 その犬夜叉は楓の住む村にいた。”四魂の玉”のかけらを持つ妖怪を退治するため、骨喰いの井戸を通って現代と戦国時代を行き来するかごめを待っていたのだ。現代から自転車を持ち込んだかごめは、野良仕事をする農民たちを尻目に自転車に乗って走り抜けていく。

楓の村につくと妖魔”逆髪の結羅(さかさがみのゆら)”によって斬られた傷の手当てをしようとかごめは犬夜叉に迫る。しかし、すでに刀傷は跡形もなかった。そこへ指の先ほどしかないノミじじいの”冥加(みょうが)”が現れる。冥加は犬夜叉の父の墓守をしていたが、最近、その墓を暴こうとする者がいると知らせにきたのだ。犬夜叉の父は、西国を根城にしていた化け犬の大妖怪。犬夜叉の母親のことが気になったかごめは、そのことを聞くと「死んだよ。とっくの昔に」と答え、犬夜叉はその場を立ち去ってしまった。父親が大妖怪で犬夜叉が半妖ということは・・・、かごめは犬夜叉の母親も、もしかしたら人間ではないかと考え始める。

その時、怪しげな雲がただよい、カラカラと車輪の回る音を響かせ空飛ぶ牛車が強大な妖気と共に現れた。その牛車の御簾がひるがえると、中には死んだはずの犬夜叉の母の姿があった。その途端、暗雲を切り裂いて巨大な腕が伸びてくる。腕は牛車を握り潰し、巨大な鬼がその全貌を現した。その左手には犬夜叉の母を握りしめている。さらに巨大な鬼の首筋には殺生丸の姿があった。鬼を操っていたのは殺生丸だったのだ。犬夜叉の腹違いの兄である殺生丸が父の墓の在り処を聞き出すため、冥界(めいかい)から犬夜叉の母を呼び出したのだ。半妖の犬夜叉を蔑み、母を苦しめる殺生丸に怒った犬夜叉は鬼の手から母を奪い返そうと、鬼に立ち向かっていく。「かごめ!おふくろを連れて逃げろ!」かごめと鬼の間に立ちはだかる犬夜叉。その瞬間、母の手からまばゆいばかりの光りが発すると同時に、3人の姿は消えていた。彼女は犬夜叉とかごめを連れ、その場を逃れた。しかし、すべては邪見がもくろむ罠だったのだ。

 

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